gallery: 2016/12/10 – DAPHNE

映画音楽特集(其の五)

20世紀を代表するに二大歌手 – CROONER歌手 BING CROSBYとSWOONER歌手 FRANK SINATRAが歌った映画主題歌特集を楽しんで頂きました。ご存知の通り、二人共夫々60~70本の映画に出演。CROSBYは、1944年の映画” 我が道を往く”で歌手として史上初のアカデミー主演男優賞を受賞。一方SINATRAは同賞の候補に映画” 黄金の腕 “で一度ノミネートされたが受賞叶わず。しかし、1953年の映画” 此処より永遠に “で助演男優賞を受賞。この受賞で彼は数年続いた深刻なスランプから抜け出し、音楽界、映画界でも一層活躍するきっかけとなったことはよく知られています。その活動の中で特筆されるのは、SINATRAは譜面が読めないのに、一流歌手のLP RECORDINGで指揮をしたり、日本の男優も出演した日米合作映画(邦題:” 勇者のみ “)で監督を務め、夫々「離れ業」を発揮しました。この辺りがCROSBYの生き方とは少々異なるようです。

二人のレパートリーは星の数ほどあるので選曲では少々苦労しましたが、ACADEMYの主題歌賞で、初めて選考候補になった曲や、作詞をした曲等も取り混ぜてみました。これからも、いろいろな組み合わせで主題歌を披露してみようと考えています。ご期待下さい。

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gallery: 2016/6/4 – DAPHNE

映画音楽特集(其の三)

久しぶりでMUSICAL “MY FAIR LADY”の中からHIGGINS博士が歌う”I’VE GROWN ACCUSTOMED TO HER FACE”とELIZAが歌う”I COULD HAVE DANCED ALL NIGHT”(踊り明かそう)をメドレー形式にアレンジしてご披露しました。ELIZAが歌う”踊り明かそう”や、彼女に思いを寄せる若者が歌う”ON THE STREET WHERE YOU LIVE”は覚え易く馴染みやすい曲。しかし一方、博士の歌う曲は彼の心中を細やかに表した佳曲ですが、これ等の曲の陰に隠れて、あまり知られてなかったので、敢えてこの曲をメドレーに取り上げました。

1956年に幕を開けた”MY FAIR LADY”のブロードウエー公演は英国から招聘したJULIE ANDREWSが主演。トニー賞主演女優賞にノミネートされる程の大評判となり、映画化の話も早くから噂されていた。映画化の時も彼女が当然主演すると予想されていました。しかし、予想に反し映画会社は、ニューヨーク・デビューして日も浅いので映画での集客力が十分期待出来ないとの判断で実現せず、代わりに、1953年映画ROMAN HOLIDAY”で、アカデミー主演女優賞を受賞したAUDREY HEPBURNが主演となりました。

これは又、AUDREYにとって初めてのミュージカル。歌は全て”GHOST SINGER”の仕事をしていたMARNI NIXONが吹き替えを担当。しかし、当時の映画会社は、作品のイメージや質を下げるとの理由で、これをトリック扱いにして吹き替えを表沙汰にする事を禁じました。

女優DEBORAH KERRが”THE KING AND I”や “AN AFFAIR TO REMEMBER”(巡り会い)の映画でMARNIに吹き替えをして貰った際に、彼女から”GHOST SINGER”の地位や報酬が低い事、そのSINGERの名前も映画のEND CREDITにも載らない事を聞き, 直ぐにこの事実を記者に暴露。この特ダネが – “DEBORAH TELL THE SECRET” – 見出しで紙上に掲載され話題を浚った。

元々女優志願であったMARNIは、DEBORAHのお陰で1965年のMUSICAL MOVIE “THE SOUND OF MUSIC”で修道院の尼僧SOPHIA役で出演、そしてEND CREDITにも配役名と名前が掲載され、長年の念願を叶えました。因みに、MARNIの代表作は、”AN AFFAIR TO REMEMBER”(巡り会い)(FOR DEBORAH KERR), “MY FAIR LADY”(FOR AUDREY HEPBURN), “THE KING AND I” (FOR DEBORAH KERR), “WEST SIDE STORY” (FOR NATALIE WOOD)。

ミュ-ジカル映画はWEST SIDE STORY以降斜陽になったこともあり”HOLLYWOODを救った歌声”はその役目を終えましたが、85歳になった今も、元気にライブ活動を続けています。

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