Biography

平成9年“3度目”のデビュー ジャズ・ボーカリスト / 上山高史

- 帰ってきた 還暦ジャズ・ボーカリスト -

還暦でジャズ界に復帰。若者に負けずライブ活動中。熟年パワーで昨年・今年(平成13年10月24日)とピアニスト・山下洋輔氏他、優れたジャズメンとの共演になるCDを発表。日本各地のライブ・ハウスでの演奏を通して、ジャズ・ファンとの交流を楽しむボーカリスト。

FIEST DEBUT

1937年東京生まれ。8歳の時から声楽・ピアノを学び、9歳でNHKデビュー。国民的ラジオ番組“鐘の鳴る丘”主題歌を唄う(伴奏:古関裕而・ハモンドオルガン)。1947年キング・レコード童謡歌手となり、2年間で15枚ものレコードを録音の後、後年のジャズ・シンガーたる自身を予見。童謡歌手を引退後、ソニー・ロリンズよりも早く隠棲を開始。東玉川丸子橋付近で心技体を鍛錬(ロリンズもこの顰み(ひそみ)に習った)、雌状1年、ついに1960年、文化放送番組“NEW VOICE SCOUT SHOW”(司会:ミッキー・カーチス)に出演。長尾正士、牧芳雄らジャズ評論家の絶賛を博し優勝。続いて、この番組優勝者70名の決勝大会で最優秀ボーカリストとなる。

SECOND DEBUT

1961年ザ・ヒット・パレードに学生歌手・SCOUT SHOW優勝者として出演。ザ・ピーナッツ、水原弘らと共演。同年3月、慶応義塾大学文学部卒業後、牧芳雄、長尾正士、櫻井葉子らの支援により再デビュー。ソロやスリー・グレイセスとの共演活動を行う。日活キューポラ・シリーズ主題歌歌唱、ミュージカル準主役出演(共演:高英夫、楠トシエ、牟田悌三他)、労音出演(同会員のアンケートで新人最優秀賞を受賞)、不二家ミュージック・サロンでの八城一夫、渡辺貞夫らとの共演の他、各種のイベント出演。1962年、山下洋輔との出会い、グアムのAIR BASEでの共演、ホテル・ニュー・グランド、帝国ホテルでの演奏を経て翌1963年またまた引退。同年8月エンジニアリングの日揮(株)入社、フィリピン、インドネシア、ロンドンなどに所長として長期海外駐在。これを利用してTV出演、ホテルでの乱入歌唱、ジャズフェスティバルへの出演等、堅気の社会人として大変正しく振舞う。この第二の長期隠棲期間中、山下洋輔とも海外のホテルで共演活動をしていたそう。

THIRD DEBUT

1997年、日揮退社と同時に還暦で三度目のデビュー。山下洋輔/P, 田村 博/P, 嶋津健一/P, 寺下 誠/P 吉岡秀晃/P, 田中信正/P, 野口久和/P, 秋田慎治/P, 村尾陸男/P, 小谷教夫/P, 小川理子/P, 金井英人/B, 稲葉国光/B, 水谷浩章/B, 山崎弘一/B,加藤真一/B, 吉野弘志/B, 池田芳夫/B, 大表秀具/B, 香川祐史/B, 是安則克/B, 山下弘治/B, 塩田哲嗣/B, 永田利樹/B, 中牟礼貞則/G, 直居隆雄/G, 高嶋宏/G, 津村和彦/G, 田辺充邦/G, 塩本 彰/G, 田鹿雅裕/D, 高橋信之介/D,村田憲一郎/D, 渡辺雅介/D, 吉岡大輔/D, 井上淑彦/Ts, 田中邦和/Ts, 緑川英徳/As, 早坂紗知/As, 渡辺匡彦/V他と横浜、鎌倉を中心にライブ活動を行なって来たが、活動範囲を拡張、着々首都東京に縄張りを拡大している。

2000年7月、田村 博TRIOとの初のCD “ALLEGIANCE” 発表、翌2001年TOKYO TUCでの山下洋輔との初DUO LIVEと、嶋津健一TRIOとのBIRTHDAY LIVEを収録した二枚目のCD “THAT OLD PIECES”を発売、翌2002年呉市文化ホールでの山下洋輔コンサートにゲスト出演、2005年山下洋輔他のオリジナル曲を中心に構成した三枚目のCD “ONLY LOOK AT YOU” を発表。

<ジャズ聴きプロ・飯田栄紀 編纂>

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