gallery: 2013/12/27 – DAPHNE

年の瀬27日のダフネ・ライブ。大勢の方々にご参集頂きました。ヴォーカル愛好者をはじめ、中にはサックス、フリュート、クラッシック・ピアノの奏者の方々も居られ正に多士済々、賑やかなライブとなりました。今回もアラカルト仕立ての演目でしたが、NAT KING COLEのファンが多くいらしたので、”COLE STANDARD曲”の “UNFORGETTABLE”、そして”SWEET LORRAINE”, “WHAT CAN I SAY, DEAR, AFTER I SAY I’M SORRY”を久しぶりに選曲。最近では余り唄われていない曲ですが、大変軽快で心地よい佳曲。アレンジをして味付けをしてみました。これらの歌はSINATRAを初め多くの歌手が唄っていますが、SINATRAが”COLEの歌でどの曲が好きか”と聞かれた時に”UNFORGETTABLE”と即答したそうです。彼好みの曲想なので”さもありなん”と得心。

又クラッシック音楽が原曲のSTANDARDを今回もとりあげました。私の好きなTCHAIKOVSKYが1869年に作曲した交響曲第5番第2楽章のテーマ曲、後に”NONE BUT THE LONELY HEART”の題名で(ロシア語名不詳)交響曲から切り離して歌曲にしましたがメランコリックな曲想は今聴いても魅力的です。この曲は1944年, CARRY GRANT主演映画の主題曲になり、これ以降歌曲としても広く知られるところとなりました。

優劣は付けられませんが、1ST SESSIONでご披露したHAROLD ARLENが作曲した”LAST NIGHT WHEN WE WERE YOUNG”はクラッシックの歌曲のような格調の高い曲。METROPOLITAN歌劇場のバリトン歌手や、JUDY GARLAND, SINATRAが夫々主演した映画でこの曲を唄ったのですが、映画会社が公開前に”高尚過ぎてヒット曲にならない”とBACKGROUND MUSIC扱いにしたというエピソードがあります。映画会社の予想通り大きくヒットにはなりませんでしたが、STANDARDの名曲の一つです。名曲にはいろいろ裏話があり興味尽きません。次回のライブでもこの種の曲をご披露したいと考えています。

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gallery: 2013/09/01 – DAPHNE

映画主題歌中心にご披露した日曜ライブ。これまでの3枚のCDに納めた曲のアレンジメントに手を加えて趣きを変えたり、田村博さんに1956年の映画“愛情物語”(原題”Eddy Duchin Story” – 1930-40年に一世を風靡したPianist のEddy Duchinの伝記映画。主演:Tyrone Power/Kim Novak)のテーマ曲”Manhattan – Nocturne”を、「影の演奏者」Carmen Cavallaroのスタイルで、また”September In The Rain”ではGeorge Sharingのスタイルで演奏して貰ったり、Martiniの歌曲“愛の喜び”からヒントを得て作られたPresleyのヒット曲”Can’t Help Falling In Love”では、加藤真一さんにこの歌曲の一部をアルコで演奏して貰ったり、又1945年の映画”Love Letter”の主題歌をBassとのデュオ用にアレンジして唄ったりして、いろんな趣向で皆様に楽しんで頂きました。

当夜はクラッシック音楽がお好きなお客様もご来場と思い、前述のPresleyのヒット曲をご披露しましたが、クラシック音楽からヒントを得て作られた曲が思いの他多いのです。RachmaninoffのPiano Concert, Tchaikovskyの弦楽四重奏、交響曲第5番第2楽章のテーマ、Chopinの練習曲、Bachのメヌエット、Borodinの組曲 – 韃靼人の踊り, DebusseyのPiano曲”My Revery”, Mozartなどなど。機会をみて、このような曲もご披露したいと考えています。

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gallery: 2013/06/07 – FAROUT

1st SESSIONでは、梅雨入りしたことでもあり、雨に纏わる曲を集めご披露しました。集めてみると、予想した通りに、恋人に去られて一人思い出に耽けったり、雨にその寂しさを語りかける感傷的な歌詞やセンチメンタルな旋律の曲が殆ど。明るい長音階で作られた楽曲は私の知る限り、1952年の映画”雨に歌えば”の主題歌“Singing In The Rain”がその代表格で、この他Crosbyが唄った”黄金の雨”( Pennies From Heaven ), Dean Martinのヒット曲の“Rain”位と云った所で、その数はわずかです。

”雨に唄えば”は、ご存知のように、Musicalの醍醐味が詰め込まれた映画。Gene Kellyが土砂降りの雨をものともせず、コーラス・ガール役のDevy Reynoldsへの愛を唄い踊る名場面は忘れがたいものがあります。MGM映画社のMusical映画王国の地位を確立した作品と云っても過言ではありません。Gene Kellyにあやかって、この曲を自分流にアレンジして唄ってみました。この他, “黒いオルフェ”の作曲者 Luiz Bonfaの作品でボサノヴァ調の”Gentle Rain”, Alec Wilderの”Rain, Rain, Don’t Go Away”, Eugene Fordの作品でDean Martinがヒットさせた佳曲の”Rain”, Sinatraの愛唱歌の”Rain”等も久し振りで唄いました。”雨”の歌は、この他にも”Garden In The Rain”, “Come Rain Or Come Shine”, “September In The Rain”他がありますが、来年の梅雨時に新しい趣向でこの”雨”特集を再現したいと思っています。お客様から「雨をモチーフにした特集はムーディーで楽しみました」との嬉しい感想が寄せられました。感謝!

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gallery: 2013/05/24 – DAPHNE

今年2回目の鎌倉ダフネ・ライブ。今回も映画主題歌を中心に選曲し楽しんで頂きました。ご存知のように、STANDARD SONGの大半が映画主題歌ですが、今回は地味な曲で、皆様に余り馴染みのない名曲も含めた演目。その一つ“Over the Rainbow”でアカデミー主題歌賞を受賞したHarold Arlenと米国の国民的作詞家としても名高いJohnny Mercerのコンビが1936年に作った映画“METROPOLITAN”の主題歌“LAST NIGHT WHEN WE WERE YOUNG”。主演はOpera歌手でバリトンのローレンス・ティベットが唄ったが、しかし映画封切前に外され、演奏でBGM扱いで流された曲(出典:“ジャズ詩大全”村尾陸男著)。私の好きなArlenの作品の中でも、高尚な旋律で、昔を偲ぶ歌詞と共に心に浸みる佳曲ですが、映画製作者からすると、名曲ではあるものの、直ぐにヒットしないとの理由で外されたようです。勿論、映画公開後、J. Garland, F. Sinatra, T. Bennett, M. Torme他多くの歌手達が取り上げてStandard Songにしたことは云うまでもありません。同じような理由から(?)外された曲にGershwinの1924年のMusical“LADY, BE GOOD”の“THE MAN I LOVE”があります。後年倫敦・巴里公演の時にオリジナル通りにこの曲を入れた処大ヒット。皆さんご存知のようにGershwinの代表的なStandard曲ですが、この曲に陽を当てたのはなんと欧州の観客であったのです。この人気が米国に里帰りさせたことは云うまでもありません。
H Arlenの曲同様に地味で通好みの映画主題歌“FOLKS WHO LIVE ON A HILL, Jerome Kernが1937年の映画“HIGH, WIDE AND HANDSOME”に書いた名曲や、久し振りで歌うHoagy Carmichaelの作品“GEORGIA On MY MIND”や“SKYLARK”もご披露し楽しんで頂きました。
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gallery: 2013/03/02 – FAROUT

恒例の「弾き語り名人」村尾陸男氏とのライブ。当夜は、ヴォーカルがお好きな中高年の紳士達がお出かけ下さいました。ヴォーカル教室に熱心に通われている低音の魅力一杯の方、お若い時にプロのジャズメンに甘い声が認められCDを作られた医師、美声でラジオのディスクジョッキーの経験があり、ジャズ・ヴォーカルに興味をお持ちの美声の持ち主等など。これまでもライブに男性の方々がお見えでしたが、ご自分でヴォーカルに情熱を傾けて楽しんでいる男性陣の少ない昨今、とても嬉しく思いました。ジャズ・ヴォーカル愛好者と云えば圧倒的に女性が多いのですが、紳士達が増えて来る事を願っています。

当夜は、演目は映画主題歌他の特集でなく、アラカルト風に暫く唄っていなかった歌を中心に選曲。暫く引き出しに仕舞い込んでいたNat ColeやGlen Miller楽団の演奏で知られている”Handful of Stars”、映画音楽の巨匠Dimitri Tiomkinが作曲した「真昼の決闘」の主題歌を唄ったFrankie Laineの作品”We’ll be Together Again”, Billy Holiday、Frank Sinatraが唄っていた”She’s Funny That Way”、そしてJack Jones、Sinatraのヒット曲の”Strangers in The Night”を変わったアレンジで披露しました。
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gallery: 2013/02/03 – DAPHNE

2013年初ライブを鎌倉小町”ダフネ”で開きました。丁度”春幕開け”の節分の日に当たり幸先の良いスタートになりました。鎌倉のあちこちの寺社での節分の豆まきの帰りに立ち寄られたの方々や、ジャズ通の方々がお出かけ下さり、共演の田村 博(PIANO), 加藤真一(BASS)両巨匠と共に、沢山のリクエストにお応えして、賑やかなライブになりました。

今回も、これまで同様に映画主題歌を中心に選曲し楽しんで頂きました。映画”いそしぎ”(1965年)の主題歌”SHADOW OF YOUR SMILE”でアカデミー主題歌賞を受賞したJohnny Mandelが, この前年の映画”Americanization of Emily”(主演:J Andrews)に作った主題歌で、Bill Evansや昨年12月に他界したDave Brubech等のジャズメンも好んで演奏していた佳曲の”Emily”を、そしてCole Porterの名曲でJohnColtraneの名演奏で知られている”Everytime We Say Goodbye”, J Mercer/ H Arlenのコンビが作った”Here Come The Wave”の主題歌の”Accentuate The Positive”, 同じくこのコンビの作品で1941年の主題歌賞で最後までJerome Kernの”The Last Time I Saw Paris”と争ったものの残念ながら受賞出来なかった“Blues In The Night”等、暫く封印していた佳曲をご披露しました。お客様のリクエストに応えて、Piano/Bass Duo Playも”Take Five”, “Dear Old Stockholm” “Night In Tunisia”を熱演し, お客様の喝采を浴びてました。お客様に沢山の熱いご支援と力を頂いたライブとなり幸せでした。
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